燕市議会 > 2021-09-24 >
09月24日-委員長報告・質疑・討論・採決-04号

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  1. 燕市議会 2021-09-24
    09月24日-委員長報告・質疑・討論・採決-04号


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    最終取得日: 2023-05-08
    令和 3年  9月 定例会(第3回)    令和3年第3回燕市議会定例会会議録(第4号)             令和3年9月24日(金曜日)午前10時開議議事日程                               第 1  認定第1号から認定第6号まで               第 2  議案第72号から議案第80号まで             第 3  請願第2号及び請願第3号                 第 4  議案第81号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第8号)  第 5  発議案第3号から発議案第5号まで            本日の会議に付した事件                        日程第 1  認定第 1号 令和2年度燕市一般会計歳入歳出決算の認               定について                      認定第 2号 令和2年度燕市国民健康保険特別会計歳入               歳出決算の認定について                認定第 3号 令和2年度燕市後期高齢者医療特別会計歳               入歳出決算の認定について               認定第 4号 令和2年度燕市介護保険事業特別会計歳入               歳出決算の認定について                認定第 5号 令和2年度燕市土地取得特別会計歳入歳出               決算の認定について                  認定第 6号 令和2年度燕市下水道事業会計剰余金の処               分及び決算の認定について        日程第 2  議案第72号 燕市個人情報保護条例の一部改正について        議案第73号 燕市行政手続における特定の個人を識別す               るための番号の利用等に関する法律に基づ               く個人番号の利用及び特定個人情報の提供               に関する条例の一部改正について            議案第74号 燕市税条例等の一部改正について            議案第75号 燕市吉田トレーニングセンター条例の一部               改正について                     議案第76号 市の境界変更について                 議案第77号 字の変更について                   議案第78号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第7号)        議案第79号 令和3年度燕市後期高齢者医療特別会計補               正予算(第1号)                   議案第80号 令和3年度燕市介護保険事業特別会計補正               予算(第1号)             日程第 3  請願第 2号 「コロナ禍における私立高校生の学びを保               障し私立高校教育環境整備をはかるた               め、私学助成増額・拡充を求める意見書」               の採択を求める請願                  請願第 3号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担               制度2分の1復元に係る意見書の採択を求               める請願書               日程第 4  議案第81号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第8号) 日程第 5  発議案第3号 コロナ禍において私立高校生が学費の心配               なく学校で学び続けられるよう、私学助成               増額・拡充を求める意見書               発議案第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担               制度2分の1復元に係る意見書             発議案第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地               方税財源の充実を求める意見書     出席議員(19名)   1番 柴 山   唯 君     2番 岡 山 秀 義 君   3番 田 澤 信 行 君     4番 堀   勝 重 君   5番 柳 川   隆 君     6番 宮 路 敏 裕 君   7番 小 林 由 明 君     8番 樋 浦 恵 美 君   9番 中 山 眞 二 君    10番 山 﨑 雅 男 君  11番 タナカ・キ ン 君    12番 塙     豊 君  13番 丸 山 吉 朗 君    14番 長 井 由喜雄 君  15番 齋 藤 信 行 君    16番 渡 邉 広 宣 君  17番 大 岩   勉 君    19番 渡 邉 雄 三 君  20番 大 原 伊 一 君欠席議員(1名)  18番 土 田   昇 君説明のため出席した者の職氏名  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君  教 育 長 山 田 公 一 君   総務部長 田 辺 一 幸 君                  (筆頭部長)  企画財政 春 木 直 幸 君   市民生活 前 山 正 則 君  部  長             部  長  健  康 本 間   修 君   産業振興 遠 藤 一 真 君  福 祉 部             部  長  医療主幹  都市整備 高 波   茂 君   教育次長 太 田 和 行 君  部  長  教育委員 鈴 木 華奈子 君   総務課長 杉 本 俊 哉 君  会 主 幹             兼選挙管                   理委員会                   事務局長  企画財政 榎   新 二 君   市民課長 小 柳 悦 鼓 君  課  長  税務課長 本 井 裕 行 君   長寿福祉 柄 澤 兼 二 君                   課  長  保険年金 原 田 幸 治 君   農政課長 平 松 丈 久 君  課  長  下 水 道 小 林 崇 史 君   会  計 丸 田 久 恵 君  課  長             管理者兼                   会計課長  監査委員 更 科 明 大 君   社会教育 石 田 進 一 君  事務局長             課  長  社  会 廣 田 友 幸 君  教 育 課  スポーツ  推進室長職務のため出席した者の職氏名  議会事務 丸 山   篤 君   議会事務 酒 井   緑 君  局 長 兼             局議事課  議事課長             課長補佐  議会事務 熊 谷 圭 祐 君   議会事務 渡 辺 由 奈 君  局議事課             局議事課  主  任             主  事          午前10時49分 開議 ○議長(大原伊一君) おはようございます。  土田昇君より欠席の届出がありましたので、報告しておきます。  ただいまの出席議員は19名で、定足数に達しております。  あらかじめ通知したとおり、会議規則第9条第2項の規定により、会議時間を繰り下げ、これより本日の会議を開きます。  本日の会議は、タブレットに配信しました議事日程のとおり進めたいと思いますので、ご了承願います。 △日程第1 認定第1号から認定第6号まで ○議長(大原伊一君) 日程第1 認定第1号から認定第6号まで、以上6件を一括議題とします。  本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求めます。 ◆19番(渡邉雄三君) それでは、決算審査特別委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は、令和2年度燕市一般会計歳入歳出決算、各燕市特別会計歳入歳出決算及び燕市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定6件であります。去る9月17日、21日の2日間にわたり委員会を招集し、審査を行いましたので、その結果について報告いたします。  なお、本特別委員会は全議員をもって構成されておりますので、その経過については省略をさせていただきます。  最初に、認定第1号 令和2年度燕市一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号 令和2年度燕市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 令和2年度燕市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 令和2年度燕市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上の4件につきましては、一部に反対意見がありましたので、起立採決を行った結果、賛成多数で認定すべきものと決定しました。  次に、認定第5号 令和2年度燕市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号 令和2年度燕市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、以上の2件につきましては、審査の結果、異議なく認定すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(大原伊一君) 決算審査特別委員長の報告が終わりました。  これより委員長報告に対して質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。  14番、長井由喜雄君に発言を許します。 ◆14番(長井由喜雄君) 認定第1号、令和2年度燕市一般会計歳入歳出決算及び第2号、国民健康保険特別会計歳入歳出決算、同じく第3号、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、第4号、介護保険事業特別会計歳入歳出決算のそれぞれの認定について、反対の立場で討論を行います。  認定第1号の一般会計決算についての反対理由として、まずは公民館など社会教育施設における施設利用料引上げが実施されたことが反映されたものであることです。本来、市営の社会教育施設の運営については、社会教育法が基となっています。同法は、地方公共団体の任務として、全ての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即する文化的教養を高め得るような環境を醸成するように努めることをうたい、さらに必要な学習の機会の提供及びその励行を行うことにより、生涯学習の振興に寄与することとなるよう努めるものとするとしています。世界的にも長寿国である日本において、市民それぞれの学習の欲求に対して、それを保障し、元気で長生きという人生を支えることに地方公共団体として取り組むことは何より重要ではないでしょうか。しかし、昨年度、施設利用料の適正化と称して、利用料引上げが行われました。利用団体に対しては、少しでも安く借りたいのであれば施設管理に労力を割くことを条件とするなど、社会教育法の趣旨に反する考えの下に引上げを行いました。私は、この考え方は間違っていると考えますし、引上げそのものに反対した立場から、この決算には賛成できません。  また、2つ目の理由として、人件費等の職員関係経費よる数字は深刻なものであると思います。燕市は、正規職員605人に対して、非正規である会計年度任用職員は750人に上り、1,355人という市内でも一番の大企業に相当する市役所が非正規職員の率が55.4%と、安定雇用のお手本を示すのではなく、逆に非正規雇用の旗を高く掲げて先頭を歩いているのです。中でも、子育て、教育に携わる、つまりは命を育てる場面における会計年度任用職員の数は異常という表現も当てはまるのではないでしょうか。保育、学童保育などを行う子育て支援課会計年度任用職員は496人であり、その率は73.2%にもなります。保育園こども園などでは7割に近い保育従事者が非正規職員です。学童保育など放課後保育施設では、100%が非正規職員という状態が当然のこととして運営されています。また、学校教育課においても、支援教室の介助員や学校管理員などは会計年度任用の非正規職員が圧倒的です。さらに、社会教育分野においても会計年度任用職員正規職員の1.5倍となっています。会計年度任用職員制度は、国によって昨年度から臨時、非常勤、嘱託職員など、非正規職員を一つとしてスタートしましたが、制度スタートに当たって、市長はボーナス分などの人件費増が約2億円にも上ると述べ、財政圧迫の要因となり得るとする立場に立って、この制度改定を表現しました。月々の生活もままならない時給である非正規の方々の年収が僅かでも増えることを歓迎するのではなく、これを市政運営上財政面で困ったこととして表現したのです。残念でなりません。  さらに、保育士不足が常態化している中で、これまで経験年数を加味した3段階の時給設定をしていたものを一本化し、勤務時間数により2つの時給枠を設け、6時間を下回る有資格保育士は時給で103円も少なく設定されました。さらに、保育従事者の3割以上を占める無資格の方との時給差は54円でしかなく、国家資格である保育士のプライドも意欲もおとしめるような時給設定としたのです。令和2年度決算は、これを反映したものであり、承認することはできません。  また、国による政策的押しつけではありますが、国民を番号で管理するマイナンバー制度にも反対をしてまいりました。  次に、国民健康保険特別会計決算については、そもそも保険制度としての他の協会けんぽ共済組合などと違って、所得が低い一方で保険税が高いという矛盾を持っています。一番の違いは、加入世帯の子供までが保険税を課す対象とされていることです。国民の声に押されて、国は来年度から就学前の子供の負担のみを2分の1とする政策が示されましたが、燕市の国保加入者のうち、来年4月の見込みでは18歳未満の子供の数は865人であり、燕市では医療分支援分を合わせて、子供1人に対し年間3万4,800円もの税を課しているのです。  一方で、令和2年度における国保会計の基金は10億7,304万円となりました。私は、高過ぎる国保税の引下げと子供に対する均等割の廃止を求める立場です。よって、国保会計決算にも同意できません。  さらに、後期高齢者医療特別会計は、高齢者を全体の医療制度から切り離すことに一貫して反対の立場を取ってまいりました。介護保険事業特別会計は、市の介護環境が整うほど、それが保険料に跳ね返るという全くもって矛盾した介護保険制度であり、保険料算定もそうせざるを得ないことであることは理解するものの、月々の介護保険料標準額が6,300円と高齢者の負担が大きいことについて、大きな問題であることを指摘しなければなりません。  以上、反対理由を述べました。決算審査特別委員会では、多数により認定されているものではありますが、それぞれの問題点について指摘し、反対討論といたします。 ○議長(大原伊一君) ほかに討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより認定第1号から認定第6号まで、以上6件を採決します。  採決は、意見の異なる認定第1号から認定第4号の4件を順次採決し、ほかはその後別途一括採決します。  最初に、認定第1号 令和2年度燕市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件について、委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) なしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成16人、反対2人〕 ○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成16、反対2であります。よって、認定第1号は認定されました。  次に、認定第2号 令和2年度燕市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件について、委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) なしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成16人、反対2人〕 ○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成16、反対2であります。よって、認定第2号は認定されました。  次に、認定第3号 令和2年度燕市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件について、委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) なしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成16人、反対2人〕 ○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成16、反対2であります。よって、認定第3号は認定されました。  次に、認定第4号 令和2年度燕市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本件について、委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大原伊一君) なしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成16人、反対2人〕 ○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成16、反対2であります。よって、認定第4号は認定されました。  次に、認定第5号 令和2年度燕市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について及び認定第6号 令和2年度燕市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、以上2件を一括採決します。  本件について、委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、認定第5号及び認定第6号は認定されました。 △日程第2 議案第72号から議案第80号まで ○議長(大原伊一君) 次に、日程第2 議案第72号から議案第80号まで、以上9件を一括議題とします。  本件に関し、各常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務文教常任委員長の報告を求めます。 ◆12番(塙豊君) 総務文教常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は5件であります。去る9月13日に当委員会を招集し、審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第72号 燕市個人情報保護条例の一部改正については、改正の内容を確認するための質疑があり、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第73号 燕市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正については、このたびの改正に関わる特定個人情報の提供について、具体的な例をもって説明いただきたいという趣旨の質疑がありました。当局からは、典型例は従業員が転職をした場合において、現在は本人が転職後の勤務先に改めて特定個人情報を提供しなければならないが、改正後は本人の同意があれば前の勤務先から転職後の勤務先への特定個人情報の提供が可能となり、本人からの情報提供が不要になるとの答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第75号 燕市吉田トレーニングセンター条例の一部改正については、高校生利用料金の設定の根拠について質疑があり、当局からは、近隣市の状況を踏まえた中で、現行と同様に、高校生も大人の料金と同額に設定させていただきましたとの答弁がありました。  また、小中学生トレーニングルームを使えない理由についての質疑があり、当局からは、トレーニングルームは器具の使い方の知識のない子供が使うと危険を伴うので、以前から中学生以下の利用は禁止しているとの答弁がありました。  その後の討論では、高校生から大人並みの料金を取るのはおかしい。小中学生保護者と同伴であればトレーニングルームの利用を許可するなどの柔軟な姿勢で対応できなければ反対であるとの討論がありました。  起立採決を行った結果、起立少数で議案第75号は否決すべきものと決しました。  次に、議案第76号 市の境界変更について、審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第78号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第7号)における当委員会所管分について報告します。まず、教育費燕北小学校駐車場整備事業について、今の駐車場の状況と今回76台整備した駐車場をどういうふうに利用するかとの質疑があり、当局からは、学校には正式な駐車場がなく、校舎脇や体育館脇などの空いているスペースに車を止めている。今後は、新たに整備された駐車場に止めていただきたい。学校行事にも使用したいとの答弁がありました。  次に、国庫支出金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3億6,711万円の中身について質疑があり、当局からは、自治体が地域の実情に応じて実施する事業に充当すること、感染症拡大防止策への対応、地域経済住民生活の支援、こうした事業に充当するものとされると答弁がありました。  また、県支出金保育対策総合支援事業補助金の内容について質疑があり、当局からは、私立認可保育園等事務負担の軽減を図るため導入する事務支援システム事業に係る補助金であるとの答弁がありました。  そのほか、民生費小池保育園・水道町保育園用地拡張事業における買収予定地の坪単価及び面積について、教育費学校管理費、部活動の各種大会遠征費補助金の内訳、中学校整備事業分水中学校屋内運動場工事請負費の内訳など質疑があり、当局からは詳細な説明、答弁がありました。  これら審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(大原伊一君) 次に、市民厚生常任委員長の報告を求めます。 ◆17番(大岩勉君) 市民厚生常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は5件であります。去る9月14日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  最初に、議案第74号 燕市税条例等の一部改正について及び議案第77号字の変更については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第78号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第7号)における当委員会所管分について報告いたします。まず、保健衛生費環境衛生費について、合併処理浄化槽転換促進補助金申請件数が増えた要因や制度の周知方法について質疑がありました。当局からは、例年予定基数以上の要望がある。今年度は、予定していた基数の申請が6月中に埋まり、他にも設置の要望が14基ほど寄せられていた。このため、燕市の令和3年度の国庫補助の計画基数の変更が認められたことにより、14基分を補正予算で上げることができた。周知方法については、該当する地域に自治会を通じチラシを配布しているほか、業者からも制度の周知をしていただいているとの答弁がありました。  また、清掃費の塵芥処理費では、住宅団地の造成により、ごみステーションの設置数が大幅に増えていると思うが、設置の基準はあるのかとの質疑があり、当局からは、造成業者や自治会にはおおむね13から15世帯で1か所のごみステーションをお願いして、安易に増えることのないようにしているとの答弁がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議案第79号 令和3年度燕市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第80号 令和3年度燕市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(大原伊一君) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 ◆7番(小林由明君) 産業建設常任委員会審査報告を行います。  当委員会に審査を付託された議案は1件であります。去る9月15日に当委員会を招集して審査を行いましたので、その経過並びに結果について申し上げます。  議案第78号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第7号)における当委員会所管分について報告します。まず、農業費の園芸作物産地化推進事業、枝豆生産支援では、弥彦村と連携して開催する研修会の内容について質疑があり、当局からは、今年度弥彦村で枝豆の共同選果場が完成したことから、当該施設への視察研修と枝豆の収量増加を図るため、技術的、実技的な研修会を予定しているとの答弁がありました。  次に、道路橋梁費の消雪施設整備事業では、消雪井戸の堀り直しによる今冬への備えについて質疑があり、当局からは、今回補正予算でお願いしている3か所の井戸の掘り直しが終わると、堀り直しが必要な箇所はなくなる。11月中旬から消雪パイプの総点検を行い、その中で不具合が出れば修繕等を行っていき、この冬に備えていきたいとの答弁がありました。  また、降雪前に実施する消雪パイプ総点検の市民への周知の質疑では、消雪パイプについて苦情を多くいただく。降雪前にしっかり点検を行い、対応していきたい。さらに、消雪パイプの点検を実施することをホームページや広報等で小まめに市民の皆さんへ情報発信していきたいとの答弁がありました。  そのほか、工事の内容や日頃の設備点検の有無など、種々質疑がありました。  審査の結果、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(大原伊一君) 各常任委員長の報告が終わりました。  ここで、タブレットに配信のとおり、地方自治法第115条の3及び会議規則17条の規定に基づき、中山眞二君外4名から議案第75号 燕市吉田トレーニングセンター条例の一部改正に対する修正動議が提出されております。  提出者から提案理由の説明を求めます。 ◆9番(中山眞二君) 議案第75号 燕市吉田トレーニングセンター条例の一部改正について、修正案の提案理由を申し上げます。  私は、さきの総務文教常任委員会において、ビジョンよしだのトレーニングルームについて、小中学生も利用できるよう、また高校生の料金設定の検討を訴え、この議案に反対を表明いたしました。このビジョンよしだトレーニングセンターの改修や料金体系の見直しについては、当局からは1年ほど前から市議会に提示され、時間をかけて協議、議会も承認の方向で進んでまいりました。ビジョンよしだの利用規定であるトレーニングセンター条例、また条例の施行規則において、小中学生がトレーニングセンターを利用できないということは記載されていないのであります。唯一あるとすれば、施行規則の11条1項の酒気を帯びていると認められる者または保護者の伴わない未就学児童とされております。ビジョンよしだの現場ではトレーニングルーム小中学生の利用はできないと表示されているようですが、この件に関しては議会において説明されていないと認識しております。  また、現行料金表を見ると小学生の料金設定があり、この利用料金は全館の利用を規定した料金設定であります。あくまでも全館であり、個々の施設を示しているものではありません。新しい料金表を作るに当たって、プール、風呂、トレーニングルームと分けて料金設定をしたときに初めて全館が利用できると示されていた小中学生の料金設定がトレーニングルームの利用ができないことが明記されたわけで、今までの協議になかったことが、委員会で納得できない新しい事実として出てきたことにより、各委員が反対の表明を示したものと推察しております。  先日の東京オリンピック・パラリンピックでは、多くの種目で日本の若い選手の皆さんが活躍され、感動をいただきました。今定例会の一般質問でも選手の育成について、練習会場の設置などが問われております。今や小中学生高校生の若い年代の人たちにもそうした夢や希望に向かって体力の増進、技術の向上を目的としたトレーニングが欠かせなくなってまいりました。是非私たちの住む燕市においても、そのような若い人たちの芽を摘むことなく、支援が必要かと考えます。  したがって、本議案について、ビジョンよしだのトレーニングルームを中学生が利用したい場合など、別表に定めるもののほか、様々な利用の申出があった場合に備え、かつ利用者ニーズに柔軟に対応し、施設を運用していく上で配慮できるよう、別表備考欄にその旨を追記し、修正するものであります。  利用料金についてもこれで決定ではなく、利用者ニーズを踏まえ、柔軟に検討していく姿勢を市及び教育委員会に求めたいと思います。  新たに生まれ変わるビジョンよしだが多くの市民に愛される施設となるよう、運用について格段の配慮を願い、修正案とします。  以上申し上げまして、提案理由の説明といたします。議員各位の賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大原伊一君) 説明が終わりました。  これより委員長報告及び修正案の説明に対して一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。 ◆11番(タナカ・キン君) 今回吉田トレーニングセンターの条例に、これ料金の改正案ですけれども、これに対して修正案が出されたというので驚いております。先ほども委員長報告の中に、小中学生になぜ使わせないんだという質問の中に、当局は器具の使い方を知らないと危険であると、至極当たり前な当然のことを答弁しております。また、質問の中で高校生が大人と同じ料金はおかしいというふうに、そういう質問も、意見というのは出たということなんですけど、今ほど提出者の中山議運の委員長より出されたので、ちょっと質問をいたします。  小中学生も利用できるよう、これらについても先ほど説明されていない。いや、ちょっとびっくりしましたよ。私たち、このトレーニングセンターについては、過去に5回協議会で説明がされております。説明というのは、ただ市だけが一方的に言って、はい、終わりですじゃないです。         〔「質疑、質疑」と呼ぶ者あり〕 ◆11番(タナカ・キン君) だから、今聞いているんだて。誰が言っているの。  そういうことの中から来て、当然私たちはその都度、疑問点があれば質問をする。これも議員の務めですから、5回もやってきて、料金改正については、料金については高校生利用料金があって、これ現在もそうですから、大人と同じです。昨年の9月1日の1回目からもずっとそれは資料として添付されておりますから、なぜそれを今まで言わなかったのか。そこをまずお聞きしたいんですけど。今までそういった協議会の中で一度もそういうことを言っていない。まして賛同されている委員も、仮にそうであれば、なぜこれまで一般質問なりを通して市のほうに質問をしない、提案をしない。  そして、この修正案についてですけど、我々はこの9月定例会の議案については、8月20日に議案の写しを我々は送付されています。9月13日に総文の委員会が開かれています。私、修正案を提出するというようなことであれば、非常に大変なことだと思うんです。そこで、お聞きしたいんだけれども、この委員会の前にこの修正に対して総文の委員、今回の特に賛同されている委員に話合いはされてきたのか。というのも、これ見て、今私の目の前にあります。提出された日付、9月24日、今日なんです。今日議長のもとに提出されて、それがもうタブレットに入っております。これも何だかなと思うんですけども、同じ修正案を出されるならば、当然この5名と話合いをされてきて、それでもっと速やかに当然提出されると思うんだけど、なぜそれができなかったのか。  それで、どう今度は、先ほどの説明の中で小中学生も利用できるようと言いました。オリンピックまで出されました。しかし、オリンピック・パラリンピックを目標、特にオリンピックですけど、本当にびっくりするぐらい小さいときから、もう中には保育園に上がる前からやっているような、みんなその目標がすごく高いところにある人が一般の人と一緒に何かをやることはないです。これは、他の世界もみんなそうです。これは、芸術とかそういう世界もそうです。一般の人と高い目標を持って進む人って何か違うんだよね。  そこで、これは器具の扱い方を知らないと危険だと、ごもっともな話。これももう皆さん市のほうから出されている資料ですから、あれですけど、今現在このトレーニング機器の選定案についても6月11日に説明されております。ランニングマシン、マウンテンマシン、エアロバイク、クロストレーナー、ウエートマシン、このウエートマシンは油圧式ですけど、これが今度新しくなるんです。この油圧式のウエートマシンがなくなって、ウエートマシン、コンディショニングマシン、フリーウエート、特にこのフリーウエートはベンチプレスなんかに使うやつです。今ほど修正案を出された中山議員、また賛同されている人たちは、これは全国にトレーニングジムとかで、高齢者の方もそうですけど、10代の子の死亡事故みたいなのもあるということをご存じあるんでしょうか。だから、市当局が言う器具の扱い方が分からなければ危険である。燕市の子供たちの安全性について考えたとき、今だって使わせていないんですよ、中学生に。もっと例えば一つ間違うと大変な事故につながるような器具を入れるという中で、今度は使わせられないのかみたいな、これはやぼとしか言いようがないんだけども、本当にこの皆さんといつ話し合われてこうなってきたのか。そして、これまで協議会で長くやっています。5回もやっているから、もう延べにしたらすごい、今までの中で一番これ私たち議会と当局と話合いを重ねております。このときになぜそういうことを今まで指摘、例えばできなかったのか、してこなかったのか、それについての理由も言います。  そして、提出日ですけど、この最終日の今日に議長に提出になっておりますけども、これについてもちょっとどうかなと思うんですけども、この3点についてお聞きします。 ◆9番(中山眞二君) タナカ議員の質疑に対してお答えします。  意見がいっぱいだったので、意見はタナカ議員の意見として素直に受け止めたいと思います。  質疑にだけは答えたいと思います。修正案が話し合われたのかということでございますけども、常々こんなふうにしたら解決策はあるんじゃないかということで話し合ってまいりました。全員と集まったわけではありませんけれども、何人かでこういう解決策がいいんじゃいかということでは話し合ってまいりました。皆さんに、全員にお伝えしたのは22日であります。そのときに皆さんから同意をいただき、サインをいただき、今日提出した次第であります。  それと、もう一つ、協議会でなぜ聞かなかったのか。これは、新しい事実が判明すれば、その時点で皆さんがやっぱり賛成、反対の意見を表明するわけですので、この協議会のときに初めて新しい事実に皆さんが当たって、その結果、これはまずいなということで反対したんだと思います。協議会が全てであれば、委員会や本会議は要らないわけでありまして、協議会で積んだものが本会議でひっくり返るなんていうのは、それ自体があってしかるべき問題であると思います。常に本会議が最終決定機関でありますので、協議会はあくまでも協議会だと思っております。  もう一つ、子供さんがけがのことでございますけれども、今やオリンピックに中学生が金メダルを取る時代です。そんな我々よりもずっと体力的には優れておりますし、かえって70、80歳の高齢者のほうが事故とか、ああいうのが多いんじゃないでしょうか。そういう意味では、ちゃんと教えてあげれば利用ができると、中学生はもう大人です、スポーツの面では。我々よりも体力がありますし、いろんなことを知っております。そういう意味では、中学生もこういう新しいトレーニングマシンを使って、やっぱり体力の増強、技術の向上に努めるというのは当たり前だと私は思っております。  以上です。 ○議長(大原伊一君) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ほかに質疑なしと認め、討論に入ります。討論はありませんか。 ◆11番(タナカ・キン君) 私は、議案第75号、吉田トレーニングセンター(ビジョンよしだ)の料金改正について、原案については賛成、修正案については反対の立場で討論をいたします。  今ほども私の質問に答えてもらったですけれども、何人かには言っていたけど、これは通るわけがない。そして、新しい事実があれば、これも冗談じゃない。新しい料金については、協議会で説明があります。じゃなぜそれのときに言わないんだ。今言いましたよね、新しい事実があれば、その都度質問するんだと。していないじゃないですか。私は、日頃見ていて何かがあったら質問するんです。質問もできない議員は、これはいかがなものかとむしろ思うので、時には暴走ぎみな議員が質問しても、それはそれで私はよしなんです。  この中で、先ほどもまた詭弁のような中学生がオリンピックで金メダルを取ったのもいると。でも、市のこの教育委員会が、修正案を見ますと、理由、トレーニングルームを中学生が使用したい場合等、別表に定めるもののほか、様々な利用の申出があった場合に備え、かつ利用者ニーズに柔軟に対応し、施設を運用していく上で配慮できるよう、別表備考に1号を追加する修正をするもの、これが理由だというんですけども、こんなにして書かれると、いかにも、これだけ読むと、いかにもなるほどなというふうに書かれているんだけど、要は今聞きました。小中学生にもなぜ使わせないのか、もう理由ははっきりしているじゃないですか。中学生って一番生意気盛りです。それなのにまだまだ体ができていない。そんな子がもしウエートマシンとか、そういったベンチプレスみたいなのを、当然中学生なんか入れたら、生意気だから、やります。何かがあったときに、このことだと今度は教育委員会規則で定める。これでちょっと教育委員会の責任になっちゃうわけだよね。これは、そして私たちは、これでもう100%ではないです。これだって、今のビジョンよしだは平成6年にオープンしていますから、30年ぐらいもうたっているんです。それで、今回のこれだって、私もずっとそうだけど、何かがあったらもう市が決まって動いたものに対しては何も言えないということではないです。議員それぞれがまた利用者さんの声を聞いたりとか、そしてそれを一般質問なんかでやられたらどうですか。この料金のこれについても、もっともっと慎重に調べて。多分あまり皆さんそういったジムでの事故とか何かというのはご存じなかったようなんですけれども、どういう事故があるんだろう、どういう危険性が潜んでいるんだろうと、そういったのが全部例えば知った上で、じゃどうしたらいいのか。  高校生利用料が大人で同じではないか。高校生が、本当に自分がそれが目標、目的がそれだったらアルバイトしますって。都会の子たちなんて本当に高校生でバイトしていない子がいないぐらいでしょう。じゃ高校生の料金あなたたちは幾らに下げればいいと言っているの、これ。そんなのも何も示していないじゃない。またごちゃごちゃになるんだよ、これ。市は、じゃ今度は高校生の、こんなのが議会で通って、高校生の料金を今度はこれにしますといったときに、他のよそと比べてどうなんだとか、利用者さんの多くは大人なんだよね、一番。それで、じゃ一番大事にしなきゃ駄目なのは、私一番たくさん使われている利用者さんだと思うんだよね。それでもなおかつ不備があったら、オープンが来年の秋ですから、まだまだ先ですって。皆さん個々に住民アンケート取ればいいじゃないですか。私がこれまで、今まで何か反対してきたときは、個別に回っていろいろ話を伺ってきたこともあります。議員の仕事というのはそういうもんだと思います。だから、こんなんで、私もいろいろ聞いているから、分かるけども、今までずっと言っていなくて、どうもこれだとたまたま、これどうなっているの。たまたまみんな賛成したような感じなんだよね、これ今回。というのも、この賛成者の中に議運の委員長がいて、副議長がいて、監査委員がいてですよ。そうすれば、ほかの2人の議員も何かあったのかなと思ったかもしれない。だからこそ、議運の委員長の発言は重いんです。そして、そのことによって、今私がこう言っていますから、議会の混乱を招いているわけだ。でも、こんなのは、料金の改正は、これからだって、オープンしてからだってできるし、もし本当に必要だったら12月議会とか、来年の3月議会でもいいんです。質問すればいいじゃないですか。  以上のことを全議員に訴えさせていただきましたけども、こんなことを認めていたら燕市議会が私は市民からもどうなっているんだと、また市当局に対してもですよ。これについては、議会がもう何度も何度も、うちらも言っていたじゃないですか、修正案とか言って。その都度修正をして、アンケートも2回取って、そうやって説明してきて、最後の最後でちゃぶ台をひっくり返すみたいなこんなことを議会がしてはいけない。だから、私はちょっとこれについては、それこそ年長者ということもあります、ほかの賛同者。私は、これは叱りたいと思います。本当にこういうことを許してはいけない。こんなことをやっていたら次から大変だよ。修正案が今度は出されたら。議運の委員長はどうするんだか。だから、全ての、出された人にも言いたいぐらい、全ての人の賛同を私の考えに、すなわち原案については賛成、修正案については反対の皆さんにご理解をいただいて、私の討論を終わります。 ○議長(大原伊一君) ほかに賛成、反対の討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ほかに討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第72号から議案第80号まで、以上9件を採決します。  採決は、まず議案第75号について採決した後、ほかは別途一括して採決します。  最初に、議案第75号 燕市吉田トレーニングセンター条例の一部改正について、中山眞二君外4名から提出された修正案について採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  本修正案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) なしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成16人、反対2人〕 ○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成16、反対2であります。よって、修正案は可決されました。  次に、ただいま修正決議した部分を除く原案について採決します。  採決は、投票システムによる採決とします。  修正部分を除くその他の部分について原案のとおり決定することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。          〔投票システムによる採決〕 ○議長(大原伊一君) 押し忘れ、押し間違いはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) なしと認め、確定します。        〔投票総数18人、賛成18人、反対0人〕 ○議長(大原伊一君) 採決の結果、投票総数18、賛成18、反対ゼロであります。よって、議案第75号、修正部分を除くその他の部分については原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号 燕市個人情報保護条例の一部改正について、議案第73号 燕市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について、議案第74号 燕市税条例等の一部改正について、議案第76号 市の境界変更について、議案第77号 字の変更について、議案第78号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第7号)、議案第79号 令和3年度燕市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第80号 令和3年度燕市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上8件を一括採決します。  本件について、委員長報告はそれぞれ可決であります。本件は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第72号から議案第74号まで及び議案第76号から議案第80号まで、以上8件について原案のとおり可決されました。  ここでしばらく休憩とします。          午前11時49分 休憩          午後 1時09分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。 △日程第3 請願第2号及び請願第3号 ○議長(大原伊一君) 次に、日程第3 請願第2号及び請願第3号を議題とします。  本件に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。 ◆12番(塙豊君) 総務文教常任委員会に付託されました請願2件の審査を去る9月13日に行いましたので、その経過並びに結果について報告します。  請願第2号 「コロナ禍における私立高校生の学びを保障し私立高校教育環境整備をはかるため、私学助成増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願については、初めに本請願の請願者である新潟県私学の公費助成をすすめる会から渡辺利宏様より委員会に出席の上、請願趣旨の説明をしていただき、質疑を行いました。  質疑では、助成額の他県との比較や生徒の滞納状況について質疑がありました。  また、意見では、子供たちが家計の状況によって自分の人生を決めていかなければならない現状があり、まだまだ制度が遅れているため、本請願に賛成であるとの意見がありました。  これら審査の結果、全委員一致で異議なく願意妥当と認め、関係機関へ意見書を提出すべきものと決しました。  次に、請願第3号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書については、初めに本請願の請願者である新潟県教職員組合県央支部の小林靖裕様より委員会に出席の上、請願趣旨の説明をしていただき、紹介議員による補足説明の後、質疑を行いました。  質疑では、実際に30人以下学級が実現した場合、教員がどれだけ増えるのか、1学級当たり何人が適正か研究しているかなどの質疑があったほか、1学級当たりの人数によりどんな違いがあるのか今度も検証していってほしいとの意見がありました。  審査の結果、全委員一致で異議なく願意妥当と認め、関係機関へ意見書を提出すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(大原伊一君) これより委員長報告に対し一括して質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  これより一括して討論に入ります。討論は、請願第何号についてを述べてから発言してください。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより請願第2号及び請願第3号を採決します。  最初に、請願第2号 「コロナ禍における私立高校生の学びを保障し私立高校教育環境整備をはかるため、私学助成増額・拡充を求める意見書」の採択を求める請願を採決します。  本件について、委員長報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、請願第2号は採択と決定しました。  次に、請願第3号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願書を採決します。  本件については、委員長報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、請願第3号は採択と決定しました。 △日程第4 議案第81号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第8号) ○議長(大原伊一君) 次に、日程第4 議案第81号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第8号)を議題とします。  当局に提案理由の説明を求めます。 ◎企画財政部長(春木直幸君) それでは、議案第81号をお願いいたします。議案第81号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第8号)について提案理由のご説明を申し上げます。  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて発令された県の特別警報に伴い、飲食店等への協力金の支給を始め、飲食店等事業継続支援金の追加支給など、早急に対応すべき事業について、補正予算を計上させていただくものであります。  令和3年度燕市の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによりお願い申し上げるものであります。第1条は、歳入歳出予算の補正であります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億5,397万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ437億4,958万5,000円とさせていただき、第2項は歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によりお願いするものであります。  以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大原伊一君) 説明が終わりました。  質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  お諮りします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより議案第81号 令和3年度燕市一般会計補正予算(第8号)を採決します。  本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 △日程第5 発議案第3号から発議案第5号まで ○議長(大原伊一君) 次に、日程第5 発議案第3号から発議案第5号まで、以上3件を一括議題としたいと思います。  最初に、発議案第3号 コロナ禍において私立高校生が学費の心配なく学校で学び続けられるよう、私学助成増額・拡充を求める意見書を議題とします。  提出者より提案理由の説明を求めます。 ◆12番(塙豊君) 発議案第3号 コロナ禍において私立高校生が学費の心配なく学校で学び続けられるよう、私学助成増額・拡充を求める意見書の提案理由の説明を申し上げます。  令和2年度より私立高校生への就学支援金制度が拡充され、年収590万円未満世帯に上限39万6,000円の支援金が支給されることとなり、県内では同世帯の授業料無償化がほとんどの私立高校で実現しました。  しかし、就学支援金制度の対象が授業料のみに限定されているため、入学金や施設整備費の保護者負担は残されています。新潟県においては、国と県の学費支援を受けても、年額約14万円から約47万円の負担が残されたままとなり、公立高校と比べ、学費の公私間格差は依然として大きな開きがあります。  また、新型コロナウイルス感染症が収まる気配はなく、休業や失業など経済的に深刻な影響を及ぼし、私立高校保護者にとっては重い負担となっています。  コロナ禍において私立高校生が学費の心配なく学校で学び続けられるよう、国の就学支援金制度拡充及び県独自の学費軽減制度の拡充、また私立高校への経常費助成の増額を強く要望し、内閣総理大臣ほか関係大臣、衆参両院議長及び新潟県知事宛てに意見書を提出するものであります。  以上申し上げまして、提案理由の説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大原伊一君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  本件に関しては、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を行いません。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより発議案第3号を採決します。  本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、発議案第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書を議題とします。  提出者より提案理由の説明を求めます。 ◆12番(塙豊君) 発議案第4号 30人以下学級実現義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の提案理由を申し上げます。  子供たち一人一人が大切にされ、豊かな人間関係の中で教育が行われていることは、保護者、地域住民、教職員共通の願いです。子供たちのニーズは多様化し、個別の指導を要する児童生徒の増加などから、きめ細かな対応が必要となっています。そのため、教職員が子供たち一人一人に目を行き届かせ、じっくりと寄り添う時間の確保が必要であり、少人数学級の拡大が望まれています。  また、子供たちに豊かな教育を保障することは極めて重要であり、未来への先行投資であるという認識の下で教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の国負担割合を2分の1に復元する必要があることから、政府関係機関へ意見書を提出するものであります。  以上申し上げまして、提案理由の説明といたします。各議員のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大原伊一君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  本件に関しては、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を行いません。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより発議案第4号を採決します。  本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、発議案第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書を議題とします。  提出者より提案理由の説明を求めます。 ◆9番(中山眞二君) 発議案第5号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書につきましては、案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。  新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き、巨額の財政不足が避けられない厳しい状況に直面しています。  地方自治体では、コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められ、その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれます。  よって、国においては、令和4年度地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望します。                記 1 令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。 2 固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じた措置は、本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものである。よって、現行の特例措置は今回限りとし、期限の到来をもって確実に終了すること。 3 令和3年度税制改正において土地に係る固定資産税について講じた、課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。 4 令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、更なる延長は断じて行わないこと。 5 炭素に係る税を創設又は拡充する場合には、その一部を地方税又は地方譲与税として地方に税源配分すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先は、衆参両院議長及び内閣総理大臣、また関係する閣僚宛てとしております。  以上申し上げまして、提案理由の説明といたしますが、議員各位全員の賛同をもって提出したいと思っております。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大原伊一君) 説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。  本件に関しては、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を行いません。  これより討論に入ります。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) 討論なしと認め、討論を終結します。  これより発議案第5号を採決します。  本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、発議案第5号は原案のとおり可決されました。 ○議長(大原伊一君) 以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された案件は全部議了しました。  これで本日の会議を閉じ、令和3年第3回燕市議会定例会を閉会します。          午後 1時29分 閉会...